天井裏、壁の中、床下などから音がする場合、野生動物が家屋へ侵入している可能性があります。まず動物の種類、出入りの時間帯、侵入口、幼獣の有無を確認します。

よくある兆候

  • 夜間や早朝に天井裏・壁内から足音や物音がする
  • ふん、尿、強い臭い、天井の染みがある
  • 屋根、雨どい、換気口、基礎まわりに足跡や体毛がある
  • 軒下、戸袋、屋根の隙間、配管まわりに穴がある

対策の順番

  1. 写真、音、ふん、足跡などから状況を整理する
  2. 出入りしている可能性がある場所を確認する
  3. 動物や幼獣が残っていないことを確認する
  4. 追い出し後に侵入口を閉塞する
  5. ふん・尿の清掃、消毒、臭い対策を行う
  6. 再侵入の有無を経過確認する

注意点

動物が残っている状態で侵入口を完全に塞ぐと、室内側へ移動したり、幼獣が取り残されたりすることがあります。状況確認前の封鎖は避けてください。

高所、屋根上、狭い天井裏など危険な場所へ無理に入らず、建物修繕や清掃が必要な場合は専門事業者へ相談してください。

相談前に整理すると役立つ記録

動物の姿を確認できなくても、気付いたことを日時と一緒に記録してください。「音がした」「姿を見た」「穴を見つけた」を分けて伝えると、見た事実と推測を区別できます。

  • 音:何時ごろ、どの部屋の上や壁側で、どれくらい続いたか
  • 痕跡:ふん、染み、体毛などをどこで見つけたか
  • 出入り:実際に動物が通った場所か、隙間を見つけただけか
  • 変化:以前と比べて音や臭い、痕跡が増えたか
  • 対策歴:塞いだ場所や使用した物、その後の変化

写真は、安全に立てる場所から撮れる範囲で十分です。場所が分かる全体写真と、気になる部分の写真があると整理しやすくなります。撮影のために屋根や天井裏へ上がる必要はありません。

相談所と専門事業者の役割

けもの相談所では、聞き取りや痕跡確認を通して動物種・侵入経路の可能性を整理し、対策の順番を考えます。建物の修繕、清掃、消毒、工事そのものは対応範囲に含まれません。必要な作業は、建物の状況に合った専門事業者へ相談してください。

資料ダウンロードに「家屋へ侵入する中型獣の確認と対策」を掲載しています。相談する場合は、相談の方法と記入例をご覧ください。