ハクビシンは、果実や小動物などを食べ、屋根や樹木を利用して家屋へ侵入することがあります。夜間に活動することが多い動物です。
主な特徴と痕跡

- 細長い体と長い尾
- 顔の中央に白い線が見えることがある
- 前後とも5本指の足跡
- 同じ場所にふんをためることがある
主な被害
- 天井裏、屋根裏、物置への侵入
- ふん尿による臭い、染み、衛生被害
- 果樹、家庭菜園、ペットフードなどの食害
対策の基本
出入口と利用時間を確認し、動物や幼獣が残っていない状態で閉塞します。
果実、ペットフード、生ごみなどの誘引物も管理します。
見分けるときは顔・体・尾を一緒に確認する
額から鼻先へ続く白い模様と、細長い体、長い尾が確認の手がかりです。
木登りが得意で、屋根裏や倉庫などをねぐらとして利用することがあります。
農林水産省のマニュアルでは、果実の食害と家屋への侵入の両方が紹介されています。
ただし、果実の食べ跡や天井裏の物音だけでハクビシンと決めつけることはできません。
タヌキやアライグマなどによる被害と似ることもあるため、姿の写真や複数の痕跡を合わせて確認します。
被害の場所に合わせて情報を整理する
- 家屋の場合:音がする時間帯と場所、染みや臭い、出入りを見た場所を記録します。動物を見た事実と、侵入口と思われる隙間は分けて伝えてください。家屋侵入の確認と対策へ。
- 畑・果樹園の場合:被害を受けた作物、被害がある範囲、周囲の足跡、柵や出入口の状況を記録します。農地・果樹への被害へ。
農地や家の周囲では、廃棄果実などの餌になる物の管理と、侵入経路の確認を組み合わせて対策を考えます。屋根や高所へ上がって調べる必要はありません。安全に確認できる情報だけでも相談できます。
参考資料
特徴と被害対策の参考:農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル―ハクビシン―」(平成19年度作成・PDF)。
本ページでは生態と被害確認の基本事項を参照しています。